福岡県警が訓練用プールで水難救助訓練 適切な救助要領を確認
福岡県警は機動隊の訓練用プールで、初動警察活動に従事する「ファースト・レスポンダー」を対象とした水難救助訓練を実施した。
夏季の行楽シーズンに向け、初動における対応力強化と従事する警察官の安全確保を図ることがねらい。各署の地域警察官をはじめ、自動車警ら隊、鉄道警察隊、機動捜査隊、交通機動隊、特別遊撃隊、機動警察隊の隊員など延べ100人が参加した。
基本訓練と想定訓練の2部構成で、基本訓練では、うきわや身近にあるペットボトルを使った陸上からの救助についての要領を確認。駐在所員や単独バイクでの警ら中を想定した内容として、耐刃防護衣や帯革、拳銃、無線機などの装備品と同じ重さの重りを着装した状態での入水訓練も行った(写真)。