埼玉県警が関係機関と国民保護実動訓練 テロ事案発生時の対応要領を確認

埼玉県警が関係機関と国民保護実動訓練 テロ事案発生時の対応要領を確認埼玉県警は11月17日、加須市のカインズ大利根店で「令和5年度埼玉県・加須市国民保護実動訓練」を実施した。店舗内で化学剤を用いたテロ事案が発生したとの想定で行われ、関係各機関と連携して対応。負傷者の救出救助活動や、刃物を持った不審者の制圧検挙など、事案発生時の対応要領を確認した。

県警では、機動隊が消防と負傷者の救出活動や化学剤検知、検体の回収活動を実施(写真)。加須署が避難誘導、立入規制、関係機関との現場調整に当たるとともに、店舗外に設けられた救護所付近にいた不審人物が、刃物を取り出し暴れたことから、資機材を用いて取り押さえた。