滋賀県警が琵琶湖水泳場で水難救助合同訓練

 滋賀県警が琵琶湖水泳場で水難救助合同訓練滋賀県警機動隊と航空隊は、シーズンオフとなった琵琶湖水泳場で水難救助合同訓練を実施した。両隊延べ35人の隊員が連携し、救助方法や捜索要領を確認。県警ヘリ「いぶき」が出動したホイスト救助(写真)と潜水捜索の内容で訓練が行われた。

県面積のおよそ6分の1を占め、滋賀県の代名詞とも言える琵琶湖だが、釣り客や水泳客による水難事故が多い。機動隊が出動する、県内水難事故の大半を占め、延べ出動件数は平成28年が10件、29年が11件、今年は9月現在で4件となっている。

訓練は「琵琶湖で釣り客が溺れ、救助を求めている」と想定したホイスト救助、「琵琶湖に遊びに来た者が遊泳中に溺れて水没した」と想定した潜水捜索の2訓練が実施された。