静岡県警察学校で県内高校生と剣道の合同稽古会
静岡県警察学校は8月2日、県内の高校生を同校に招き、剣道の合同稽古会を開いた(写真)。約90人が参加した。
剣道を通じて青少年の健全育成を図るとともに将来の人材獲得の礎を築き、学校関係者とも良好な関係を構築するねらいで、3年前から実施。さらに、より中長期的な視点での人材確保も見据え、中学生を対象とした合同稽古会も行っているという。
指導は津田隆好本部長(9月8日付で中国四国管区警察局長に)と同校の教官、剣道特別訓練選手、警察剣友会会員が担当。基本稽古や指導稽古などで剣を交えながら交流を図ったところ、高校生から「優しい警察官が多くて意外だった」「より警察官を目指そうと思った」との好意的な感想が寄せられた。また、午後には同校と県警本部の採用チームが連携してオープンキャンパスを行ったところ、稽古を終えた足で参加する生徒の姿が見られるなど、採用活動への直接の相乗効果も得られた。