静岡県警が警察におけるDXの推進へ近隣各県との意見交換・デジタル展示会開く

静岡県警が警察におけるDXの推進へ近隣各県との意見交換・デジタル展示会開く警察におけるDXを推進するため、静岡県警は11月7日、千葉・埼玉・神奈川県警察との意見交換会を開催した。各県警での推進状況、課題・問題点などについて担当者が意見を交わした。

参加者からは活発な発言が相次ぎ、静岡県警が導入している「情報登録ツール」や「ペーパーレス会議システム」、今年度導入予定の「テレワーク」などの視察もあった。

翌8日には、職員のデジタル化に関する知識向上、DXに対する理解促進、取組意欲の向上を目的に「デジタル展示会」を開いた。民間企業6社との連携で、警察業務への活用が見込まれる先端技術が紹介された。

昨年度に続いて2回目の開催で、大原光博本部長など県警職員、公安委員のほか、近隣5県警のデジタル化推進担当職員、県庁職員など約300人が来場。捜査活動の高度化が期待される画像解析やSNS分析技術、業務が合理化されるAIチャットボットやアバター式窓口対応サービスなど9ブースが並び、企業担当者から製品説明が行われた(写真)。