愛知県知多署が「ホンデリング」活動 本の寄贈で犯罪被害者等の支援を

愛知県知多署が「ホンデリング」活動 本の寄贈で犯罪被害者等の支援を愛知県知多署は、寄贈された本の売却代金を犯罪被害者等の支援に役立てる「ホンデリング」の活動に取り組んだ。

「本(ホン)で支援の輪(リング)が広がってほしい」というプロジェクト。9月中、署員のほか、知多市役所、署被害者支援連絡協議会、さらに知多警友会や知多安全サポートレディースの各団体に寄贈を呼び掛け、1カ月で本約1300冊、DVD約50本が集まった。

11月8日、桒山節雄署長が、活動を推進する(公社)被害者サポートセンターあいちの田中清隆会長に本とDVDの目録を交付。続いて、田中会長が宮島壽男市長に感謝状を贈った(写真)。田中会長は「貴重な資金で、実質的に支援ができる」、宮島市長は「普通の生活から急に被害に遭う可能性がある。市民みんなで助け合う」と話した。