京都府警が情報保全ネットワーク「精華モノプリ」を設立 官民一体で企業の技術情報守る
京都府木津署と本部外事課は11月1日、警察、行政、立地企業が一体となって企業の技術情報を守る情報保全ネットワーク「精華学研モノづくり・プリザーブ(略称:精華モノプリ)」の設立総会を開催した。
先端技術保有企業やアカデミアが集積する世界有数のサイエンスシティ「けいはんな学研都市精華地区」の産業競争力や経済安全保障を確保することがネットワークの目的。地区を管轄する同署と、産業振興に取り組む精華町の共同プロジェクトとして始まり、会議・検討を重ね、設立に至った。
企業等24社が集まった設立総会では、同署と精華町、学研都市建設を推進する(公財)関西文化学術研究都市推進機構が、ネットワークの実効性を高めるための「学研都市精華地区における経済安全保障上の技術流出の防止に関する包括的連携協定」を締結した(写真)。