埼玉県小鹿野署と洋菓子店が共同製作 紙幣風のクッキーで防犯呼び掛け

埼玉県小鹿野署と洋菓子店が共同製作 紙幣風のクッキーで防犯呼び掛け埼玉県小鹿野署は、県内外からの買い物客で賑わう「JAちちぶ小鹿野農産物直売所」で、地元洋菓子店と共同製作した紙幣に模したクッキー(写真)を配る防犯キャンペーンを行った。来店客に「お菓子な電話に注意」と声を掛けながら手渡し、侵入窃盗や特殊詐欺の被害に遭わないよう訴えた。

同署管内では、刑法犯の認知件数が増加傾向にあり、特に侵入窃盗被害が多いという。また、詐欺被害は前年より微減しているが、不審電話による相談が多数寄せられ、予断を許さない状況にある。侵入盗や特殊詐欺の被害品は現金であり、お金の重要性を認識してもらおうと企画。クッキーを包む袋に注意喚起文を印刷した紙も貼った。

啓発活動には、防犯ボランティアなどの関係団体や町職員、第一生命保険(株)熊谷支部秩父営業所の職員なども参加。官民一体で現金被害等の各種犯罪防止の徹底を呼び掛けた。