佐賀県鳥栖署が官民一体のテロ対処訓練

佐賀県鳥栖署は10月29日、鳥栖市京町にある「駅前不動産スタジアム」で、関係機関合同のテロ対処訓練を行った（写真）。

同日にあった鳥栖・三養基地区テロ対策パートナーシップ総会後に行われたもので、警察や消防、施設管理者等の関係機関から総勢約70人が参加した。

訓練では「刃物使用の無差別殺傷事案が発生した」という想定の下、負傷者の救護や観客の避難誘導を実施。管内の日本語学校に通う留学生が、実際に110番通報を行うことで要領を確かめた。

また、警察官の現場臨場から機動隊銃器対策部隊による被疑者の制圧に至るまで、関係機関の参加者と状況を共有しながら進行したことで、関係機関の危機意識の醸成にもつながった。