地元出身プロレスラーが交通安全呼びかけ　広島県世羅署が啓発動画制作

広島県世羅署は7月18日、管内世羅町出身のプロレスラー、世羅りささんが交通安全を呼びかける動画を制作した。

7月20日に開かれた世羅さんの凱旋興行にあわせて同署が協力を依頼し、地元ケーブルテレビ局が撮影した。動画では、同署津名駐在所の原健吾巡査部長が手作りした交通安全の紙芝居を披露。その後、世羅さんが「信号のない交差点で事故が多発しており、安全確認を行う」よう力強く訴えている。世羅町のマスコットキャラクター「せらら」も登場し、動画に花を添えた（写真）。

世羅さんは以前にも詐欺撲滅広報動画の撮影に協力しており、こうした功績を踏まえ、小田則雄署長から感謝状が贈られた。今回の動画は地元ケーブルテレビで放送されるほか、同署ロビーの設置モニターでも放映される予定だ。