公用二輪車の事故防止へ 奈良県警が安全運転講習

奈良県警本部監察課は6月25日、二輪車に特化した安全運転講習を行った。

対象は、公用二輪車で加害事故を発生させた職員と署の車両運転指導者の20人。公用加害事故に占める二輪車事故の発生件数が増加していることから、交通機動隊員の指導の下、対象者の安全運転意識や技術の向上と将来の交通事故防止を図ることとしたもの。

二輪車の事故態様の大部分は自己転倒で、ハンドル操作やバランス保持の未熟さが原因となっていることから、講習は車両を傾斜させずにハンドル操作のみで行う低速走行から開始。スラローム走行、8の字走行と徐々にレベルが上がるように調整した。