地域の安全祈願ミニコンサート 宮城県鳴子署池月駐在所員がトランペット披露
宮城県鳴子署は5月24日、大崎市内にある道の駅「あ・ら・伊達な道の駅」で「駐在さんの安全祈願ミニコンサート」を開催した(写真)。
同所は秋田と山形の両県に通じる国道沿いに面した道の駅で、東北有数の温泉地・鳴子温泉郷へのアクセスも良いことから年間300万人以上が訪れる人気スポット。そのほど近くに立地する池月駐在所の吉田巡査部長(44)が、元県警音楽隊のトランペット奏者だったことから、コンサートを開く運びとなったもの。
コンサートがあったのは、多くの利用客で賑わう休日の昼時。日光サル軍団に続いてステージに上がった吉田巡査部長は、これまで培った演奏技術で澄みわたるようなトランペットの音色を披露し、安全安心への願いを込めた演奏で観客の心を掴んだ後、トークでは警察官採用募集や交通事故防止、特殊詐欺被害防止、山岳遭難防止等を軽妙な語り口で呼びかけた。終了後、利用客からは「安全第一ね」「次の出演はいつ」などの反響が寄せられた。