県民と警察との音の架け橋に 福岡県警音楽隊が15年ぶりに単独の定期演奏会
福岡県警音楽隊の第60回定期演奏会が、福岡市中央区の「アクロス福岡」福岡シンフォニーホールで開催された。同隊にとって15年ぶりの単独公演となる今回は、住友一仁本部長や広報課長も出演。演奏会の模様は、YouTube県警公式チャンネルでもライブ配信した。
第1部は「フォスター・ファンファーレ」で幕を開け、「春の猟犬」や「喜歌劇『メリー・ウィドウ』よりヴィリアの歌」など、クラシックや吹奏楽のオリジナル曲を披露。第2部では「GODZILLA組曲」やビリー・ジョエルのバラード曲「オネスティ」、「昭和アイドル・コレクション」、映画史の名曲をメドレーにした「ハリウッド・マイルストーンズ」等を奏で、カラーガードが明るく華やかな演技で観客を魅了した(写真)。合間には、闇バイト加担防止や飲酒運転撲滅の広報も行った。
来場者からは「生の演奏の迫力に圧倒された」「楽しんで演奏・演技する姿が客席まで伝わり、元気をもらった」「来年もぜひ観に行きたい」などの感想が寄せられた。同隊では「今後も、県民と警察を結ぶ『音の架け橋』として隊員一人一人が力を尽くし、県民の安全安心のため、警察活動への理解と協力を呼びかけていく」としている。