バス車内でのテロ防げ 大阪府茨木署が万博見据え対処訓練

バス車内でのテロ防げ 大阪府茨木署が万博見据え対処訓練大阪府茨木署は阪急バス茨木営業所敷地内で、進行型殺傷事案を想定した合同対処訓練を実施した。4月13日から始まる「大阪・関西万博」を見据え、阪急バスのほか、京阪バスや近鉄バスの関係者も訓練に参加。バス車内でのテロ等違法行為の適切な対処と関係機関相互の連携強化がねらいだ。

訓練では、走行中のバス車内で男が乗客数名を刃物で切りつけ、運転手が緊急ボタンを押下。男が運転手に襲いかかったため、運転手がバスを緊急停車させ、乗客用ドアを開放した。車外に逃げ出す乗客を追いかけてバスから飛び出した男を、駆けつけた警察官が装備資器材を有効活用して制圧逮捕した(写真)。