中高生の闇バイトへの加担防げ 岐阜県警が全公立高校での講話を決定

中高生の闇バイトへの加担防げ 岐阜県警が全公立高校での講話を決定SNSで犯罪実行者を募る闇バイトが社会問題化している現状を受け、岐阜県警本部生活安全総務課と少年課は県教育委員会と連絡会議を開き、中学・高校生が犯罪に加担しないよう連携を強化することを確認した(写真)。

双方の関係者23人が出席。会議の中で、県警と県教委が来年度、県内の高校生を対象とした警察官・少年育成支援官による講話を行うことが決まった。全国的にも珍しく、中部管区内では初の試みという。

これまで県警は学校の依頼に応じて講話を行っていたが、来年度からは全公立高校66校と特別支援学校23校を対象に、安易な行動で犯罪に巻き込まれることになる危険性などを伝える。また、私立21校にも実施を求めていくほか、中学校については各自治体の教育委員会を通じて実施を呼びかけ、学校の要請に応じて行う。