山形県警が機動隊員らの水難救助訓練 ゴムボートの操船要領等学ぶ
241105-風水害に備え、山形県警は機動隊員や、県内各署員からなる第二機動隊員が災害発生時の対応を学ぶ水難救助訓練を行った。警察庁指定広域技能指導官の豊島崇指導官と宮城県警広域緊急援助隊特別救助班を講師に迎え、2日間で延べ約100人が参加。救出救助技術の向上、災害活動時の安全確保につなげるねらいだ。
寒河江市を流れる寒河江川で行われた訓練には、機動隊員約40人が参加した。流れのある河川にゴムボートを浮かべ、適切な乗り降りの仕方を身につけた後、5人ずつ乗船。左右に分かれた漕ぎ手の4人がオールの使い方や漕ぎ方、個々の役割などを、舵取りの1人が正確な操船要領を実践的に確認した(写真)。
ロープが入った袋を投げて使うスローバッグという救助用具を要救助者役の特別救助班員に目がけて投げる訓練もあり、参加者全員が効率よく遠くに投げる方法などを学んだ。