埼玉県小鹿野署で警察官と小学生のふれあい授業
埼玉県小鹿野署は町内の全小学校の低学年児童約140人の合同授業の中で、警察官と小学生の「ふれあい授業」を開催した(写真)。
授業では、交通課員が交通事故防止、生活安全課員が不審者遭遇時の対応、山岳救助隊員が夏季に発生する水難事故防止について講話した。その後、子供たちは現場で使用されているパトカーや白バイ、山岳救助隊等の合計8台の警察車両の乗車体験や、赤色灯の点灯と拡声マイクの使用体験、山岳救助隊が背負うバックパックの試着体験をしたり、警棒や手錠、対刃防護衣に触れたりして警察官と交流。参加した子供は「色々な道具を付けて仕事している警察官は凄い。警察官は、正義のヒーロー。僕も警察官になりたいと思った」と大喜びだった。
茂木克弥生活安全課長は「警察を少しでも身近に感じてもらいながら、今日の授業内容を家に持ち帰って、親子でコミュニケーションを取ってもらい、交通事故防止や犯罪被害防止を考えるきっかけ作りになればと思います」と振り返った。