奈良県警が駅で無差別殺傷・BCテロを想定した対処訓練 鉄道事業者と連携の手順を確認
奈良県奈良西署と機動隊は近畿日本鉄道(株)と合同で12月7日、無差別殺傷・BC(生物・化学)テロ事件の対処訓練を大和西大寺駅で実施し、相互の連携手順を確認した。
訓練では「走行中の列車内で刃物を持った男を発見した」との車掌の一報に基づき、列車が到着する大和西大寺駅が110番通報。通報で駆け付けた警察官が刃物を振り回して暴れる男を制圧した(写真)。
男が「毒でも吸え」などと叫び、異臭を放つ液体をまき散らしたことから、応援の機動隊員が除染・回収作業に当たった。