神奈川県警がサイバーテロ対策で重要インフラ事業者等連絡協議会の総会

神奈川県警本部で11月24日、県内の重要インフラ事業者などで構成される「神奈川県サイバーテロ対策重要インフラ事業者等連絡協議会」の第16回総会が開かれた。県警や会員事業者をはじめとする約60人が出席した。

総会の冒頭、小林雅哉警備部長があいさつし「サイバー攻撃対策では、発生抑止の対策に加え、発生した際に被害を極小化するための対策が大事。不審な通信やシステム障害などを察知した際には、早期に警察に通報してほしい」と呼び掛けた。

続いて、事務局が今年の同隊の活動や官民共同対処訓練などの取組結果を報告。(株)サイバージムジャパンの赤司亮氏を講師に迎えた講演や訓練用パソコンを使用した実技演習もあり、赤司氏は「サイバー攻撃の被害が拡大している一因は、サイバー攻撃用の不正プログラムが売買されるようになり、誰でもサイバー攻撃を行うことができるようになったこと」と指摘した。