警視庁が学生らと防犯キャンペーン 闇バイトの危険性訴え

警視庁が学生らと防犯キャンペーン 闇バイトの危険性訴え警視庁は11月17日、千代田区・JR御茶ノ水駅のお茶の水橋口改札前で「#BAN闇バイト」キャンペーンを実施した。二宮健生活安全総務課長、小川康行神田署長をはじめ、防犯ボランティア「ピーポーズ」の学生ら約30人が参加。多くの若者が通勤・通学に利用する同駅改札前で、防犯チラシやウェットティッシュを手渡した(写真)。

闇バイトの関連相談の受理状況は、令和4年と今年の同一期間(1月1日から10月31日)を比較すると、件数は約4.7倍に増加している。

相談例では、

  • 秘匿性の高いアプリで指示役から封筒を受け渡す仕事の指示を受け数回実施。嫌になり断ると「まじで殺すよ」と脅された(10代男性・学生)
  • 高額バイトの募集に友人が応募して稼いだことを知り、自らも検索。複数の銀行口座を開設して10万円ほどの報酬を受け取ったが、怖くなり相談(10代女性・会社員)

等が寄せられている。