兵庫県警が特殊詐欺被害防止で神戸市や事業者と連携

兵庫県警は10月12日、神戸市福祉局と「特殊詐欺の被害防止に関する協定」を締結した。警察活動を通じて詐欺被害に遭うおそれの高い高齢者を把握した際には、協定に基づき、警察署から市(区役所)に情報提供を行う。福祉関係者による継続的な見守りや福祉的支援につなげ、被害防止を図るねらいだ。

10月13日には、NTT西日本兵庫支店に対し、詐欺被害防止に関する協力を依頼した。同社社員が電話工事で高齢契約者宅を訪問する機会にあわせ、啓発チラシを活用した注意喚起を行ってもらう。

さらに10月18日には、県コンビニエンスストア防犯対策協議会にも協力を依頼し、県警が制作した「電子マネー購入客への説明シート」を活用した詐欺防止活動の実施を求めた。