全国初の犯罪心理学科を創設した人間環境大学と愛知県警が共同対処協定

全国初の犯罪心理学科を創設した人間環境大学と愛知県警が共同対処協定愛知県警本部生活安全部は7月21日、全国で初めて犯罪心理学科を創設した人間環境大学(岡崎市)と共同対処協定を締結した(写真)。

犯罪被害を防止するための研究を行い、その成果を広報・啓発活動などに活用するという内容。協定に基づき、県警に寄せられたフィッシング詐欺等の相談から、相談者の年齢、性別、家族構成、騙された理由などの情報を提供する。

同大は犯罪心理学の観点から情報を分析し、騙されないための方法、効果的な広報啓発活動の方法などを県警に提案する。また、同大で犯罪心理学を学ぶ学生が、県警の啓発活動に参加することも検討している。