福岡県警が改良型制服用ワイシャツを導入
福岡県警本部装備課は、昨年度の警察装備資機材開発改善コンクールの出展品を製品化した「改良型制服用ワイシャツ」を今年度から導入している。
ワイシャツは「襟の汚れが目立つ」「汚れが取れない」などの多くの声を踏まえ、襟の内側に「紺色抗菌生地」を採用しているのが特徴(写真)。「現場の期待に応える」をコンセプトに、「現場が喜ぶ物」「現場のためになる物」の開発・製品化に取り組んでいる同課が、現場の声に耳を傾けた結果、襟の部分を改良した制服用ワイシャツが全国警察で初めて完成した。
これまでの制服用ワイシャツは
- 襟汚れが気になり交換の頻度が高く経費増
- 交換が増えることにより担当者の業務負担も増加
- 汚れた制服を着用することによる警察官の士気(気持ち)の低下
などの課題があった。改善の必要性が認められていたが、今回の改良により襟内側の汚れが目立たなくなり、同課のモニター調査でも「現場が喜ぶ物であることを確信できた」という。