京都府警鉄警隊と向日町署で列車事故総合訓練を実施

京都府警鉄警隊と向日町署で列車事故総合訓練を実施京都府警鉄道警察隊と向日町署は合同でJR京都線で列車事故総合訓練を実施した(写真)。

警察、JR西日本のほかに、消防や医療機関も加わり、総勢250人以上が参加。乗客の救助活動や負傷者のトリアージ、視覚障害者等の避難誘導などの初動対応に4機関が連携して取り組み、本番さながらの緊迫した訓練となった。

自動車が踏切に進入し、列車と衝突して脱線事故が発生したと想定。2005年に発生した福知山線脱線事故を教訓として、JR西日本が訓練を計画したが、「G7広島サミット」を目前に控え、列車転覆を企図する鉄道テロの発生にも備えようと、各関係機関が参加したもの。