京都府木津署が大規模災害想定の署機能移転訓練を実施
京都府木津署は大規模災害の発生に備え、災害時の協定を締結している精華町役場で機能移転訓練を実施した。
大雨特別警報の発令と震度5強の地震が同時に起こる複合災害を想定し、浸水のおそれがある警察署から高所の役場に警察機能を移すとともに、緊急事態対策本部を設置。続いて、精華町災害対策本部からリエゾン派遣された職員を交え、被害情報の集約、家屋浸水、崖崩れなど被害対応策の検討を行い、初動態勢確立までの手順をシミュレーションで確認した(写真)。
チェーンソーによる倒木切断、被留置者緊急移送などの要領についても訓練し、初動対応能力の向上、災害に対する危機意識の醸成を図った。