大阪府和泉署が元なでしこジャパンの川澄・田中選手と歳末の街で警戒活動
大阪府和泉署は昨年の歳末警戒にあたり、2011年のサッカー女子W杯で優勝した「なでしこジャパン」の川澄奈穂美・田中明日菜両選手を招き、一日警察署長に委嘱した(写真)。
警察官の制服姿の2人は中野武義署長から委嘱状を受け取り、和泉市内のサッカーグラウンドでサッカースクールに通う小・中学・高校生に「自転車に乗る時はヘルメットを被りましょう」「スマートフォンを使いながら自転車に乗らないようにしましょう」と呼び掛け。子供用防犯ブザーや蛍光ボールペン、詐欺防止チラシのセットも配り「チラシはおじいちゃん、おばあちゃんたちに渡してね」と伝えると、目を輝かせて聞いていた子供たちは大きな声で返事をしていた。
その後、両選手によるサッカー教室が開催され、子供たちはパスやドリブルの基本的な技術のほか、ミニゲームを通してコミュニケーションの大切さなどを学んだ。当初の参加者は70人ほどの予定だったが、最終的に約100人の子供たちが参加するなど、保護者も含め警察活動への理解向上につながった。