新潟県警で高齢者事故防止の歌と体操を動画配信

 新潟県警で高齢者事故防止の歌と体操を動画配信新潟県警本部交通企画課はオリジナル交通安全ソングと体操を組み合わせ、高齢者事故防止の広報啓発に努めている。加齢に伴う運動機能の変化を自覚してもらうのがねらい。記憶に残りやすく親しみやすい「歌」という媒体を活用し、安全な交通行動を分かりやすく伝えるとともに、体操を通じて運動機能の維持・向上につなげている。

背景には、昨年まで18年連続で県内の交通事故死者に占める高齢者の割合が半数を超え、今年も10月末現在で6割以上となる厳しい情勢がある。

楽曲は、県内を中心に活躍するシンガーソングライターのTSUNEI(ツネイ)さんが制作し、タイトルは「ゆっくり行こう」。新潟大学の交通安全サポーター「NUTS(ナッツ)」に所属する学生が歌に合わせた体操「ゆっくり行こう体操」を考案した(写真)。体操の振り付けは、YouTubeの県警公式チャンネルで確認できる。