愛知県警で自動車盗情報報奨金制度の周知イベント開催

自動車関連窃盗情報報奨金制度の報奨金が、今年度から10万円へと引き上げられたことに伴い、愛知県警本部生活安全総務課と愛知署は県内のショッピングモールで、実際の被害車両を展示するなどして制度の周知を図るイベントを催した(写真)。

同制度は、自動車の販売会社、整備事業者など自動車に関わる業界団体で構成される県自動車盗難等防止協議会が、平成27年から始めた。県内で発生した自動車関連窃盗などで、検挙に結び付く情報を提供した者に報奨金が支払われる。

昨年中の県内の自動車盗認知件数が前年比で約1.5倍に増加したため、同協議会は、報奨金を従来の1万円から10万円に引き上げることを決定。県民からの情報提供をさらに促進し、自動車盗の抑止につなげる考えだ。