埼玉県警が県内26カ所に新たな「ゾーン30」を整備
埼玉県警本部交通規制課は、生活道路の区域内の最高速度を時速30kmに制限する「ゾーン30」を県内に新しく整備した。
同課の検証・分析により、小学校周辺の通学路など26区域を選定。整備区域では、速度規制をはじめ、一時停止や横断歩道の表示・設置などの交通規制を行うとともに、道路管理者の協力で、狭さくやポストコーンの設置、路側帯の新設・拡幅などの対策も講じた。
2006年9月に川口市で保育園児らの列に車が突っ込み、21人が死傷する事故を受け、県警では「ゾーン30」の取組みを全国に先駆けて始めた。今回の26区域も含めて、昨年度までに315区域の整備を完了している。