兵庫県警で各種災害想定した警備訓練を実施

 兵庫県警で各種災害想定した警備訓練を実施春を迎え、兵庫県警は本部災害対策課を主体とした各種災害警備訓練を実施している。

灘署や機動隊は、神戸市内にあるスキー場「六甲山スノーパーク」で雪崩を想定した訓練を行い、署員がアイゼンを装着しての歩行や、ゾンデ棒などを使用した捜索、低体温症の要救助者を冷気から隔離し保温するラッピング、スノーモービルの運転に、機動隊員がロープ等を活用した救出救助活動に取り組んだ。姫路署は土砂災害が発生したとの想定で姫路市内の山林で訓練を実施し(写真)、PⅢ(高度警察情報通信基盤システム)による映像伝送、チェーンソー等資機材を使った救出救助活動で災害対処能力の向上を図った。