愛知県豊橋署がデンソーと災害時のプラグインハイブリット車提供協定結ぶ

愛知県豊橋署がデンソーと災害時のプラグインハイブリット車提供協定結ぶ愛知県豊橋署は(株)デンソー豊橋製作所と「災害時のプラグインハイブリッド車の提供に関する協定」を締結した。

同署が管轄する豊橋市は県南東部に位置し、南海トラフ地震の被害予測では震度7の揺れが想定されている。過去には風水害も度々発生し、平成30年10月の台風24号では最大10万戸以上(全世帯の3分の2)が停電して道路交通に大きな影響が出た。

災害による停電時に滅灯した信号機の復旧、災害現場での活動などに必要となる電源を確保するため、同署はプラグインハイブリッド車(PHV)の活用を検討。管内に所在する同社豊橋製作所から協力の申し出を受け、協議や信号機接続の路上試験を重ね(写真)、協定締結に至った。鈴木彰署長は「災害時において機動性と静粛性があるPHVを電源供給に活用できることは大きな効果」と話した。