北海道名寄署が「防犯おやき」で詐欺被害防止を呼び掛け
北海道旭川方面名寄署では、名寄市内に所在するおやき店「緑や」の協力を得て、特殊詐欺の被害防止を呼び掛ける「防犯おやき」による啓発活動を実施している(写真)。管内で、電子マネーの購入を求める架空請求詐欺の被害が発生していることを受けたもの。
商品に巻き付ける外装紙のおもて面には「おやき」の頭文字を取った防犯標語
- 「お」や?と思う電話やメール
- 「や」っかい事になる前に
- 「き」ちんと確認・相談を
等を掲載。うら面には、架空請求詐欺と預貯金詐欺の手口を紹介して被害防止を呼び掛けている。
従業員によれば、同店の利用客は高齢者が多いが「おじいちゃんやおばあちゃんのために買っていく若い人もいる」といい、家族の絆を通じた被害防止にもつながっている。