兵庫県警が旅館ホテル組合と子供の性被害防止協定結ぶ

 兵庫県警が旅館ホテル組合と子供の性被害防止協定結ぶ子供を性被害から守り、事件発生時には相互に連携しようと、兵庫県警はホテルや旅館など約370店舗が加盟する県旅館ホテル生活衛生同業組合と連携協定を締結した(写真)。

性被害防止のために警察が宿泊施設と協定を結ぶのは全国でも初めてとなる。県警によると、昨年中、県内で児童買春や児童ポルノなどの性被害に遭った子供は188人で、前年より28人多い。ホテル・旅館などの宿泊施設は犯行場所として使用されやすく、被害全体の約4割を占める。一昨年から昨年にかけて、子供が性被害に遭う事案が急増したため、事案内容を調べたところ、旅館脱衣場での盗撮、ビジネスホテルでの性行為の撮影などで被害場所になるケースが多かったという。