岡山県警が自転車利用者の用水路転落事故に注意呼び掛け

 岡山県警が自転車利用者の用水路転落事故に注意呼び掛け自転車利用者が用水路等に転落する交通死亡事故が県内で多発していることから、岡山県警は(一社)日本損害保険協会中国支部と連携し、この種事故防止対策の啓発活動に取り組んだ。同支部から反射材付きの啓発チラシ(写真)1万部の贈呈を受け、警察官と職員が街頭で配布した。

県警によると、昨年12月24日時点での県内の交通事故死者数は74人。自転車乗用中の死者12人のうち、用水路等への転落は6人と半数を占める。近年の減少傾向から一転し、増加に転じたため、自転車利用者に対する広報啓発に加え、物理的な転落防止柵の設置など、ソフト・ハード両面で抑止対策に乗り出すことにした。