埼玉県幸手署が隣接2署と合同の鑑識競技会を開催

 埼玉県幸手署が隣接2署と合同の鑑識競技会を開催埼玉県幸手署は隣接する加須・杉戸署と合同で各署の若手警察官を中心とした地域課員、当直勤務員ら19人が参加する鑑識競技会を開催した(写真)。現場鑑識活動に対する基礎的知識・技術を身につけさせるのがねらい。

競技は「自動車盗事件が発生し、幸手市内で発見されたものの、車内にあった現金入りの封筒から現金が抜き取られ、車に積載されたETCカードが取り出され、フロアマットに運転者以外の足跡が残っている」との想定で行われた。参加者は、指掌紋や足跡・DNA型鑑定資料(遺留タバコ)の採取に挑み、採取から得た情報で詳しい報告書を作成した。