滋賀県米原署が安全運転管理者協会とドラレコデータ提供の協定結ぶ
滋賀県米原署は米原安全運転管理者協会と、ドライブレコーダーの記録データ提供に関する協定を締結した(写真)。
警察捜査でドラレコの画像データは重要な客観的証拠となり、事案の真相解明や犯人の早期検挙につながる。一方で、事件発生時間帯に現場付近を通過した車両からドラレコ搭載の車両を探し当て、証拠品として画像データを押収するには時間が掛かり、データが上書きされるケースも懸念される。いかに早期に画像データを押収できるかが課題となっていた。
協定では、同署が協会に事案の発生場所や日時などを伝えると、協会事務局が加盟する事業者107社に対し、一括して記録データの有無を照会する。事業者が保有するドラレコ搭載車両計425台のなかに該当する車両があれば、記録データの提供を受けられることなどが盛り込まれている。