石川県警察学校が小学生招いた体験学習会
石川県警察学校は能登地方の小学4年生116人を迎え入れ、体験学習会を開催した(写真)。例年20人ほどの小学生を受け入れているが、100人を超えるのは初めて。4月入校の初任科第79期長期生21人が対応した。
学校の概要説明の後、60人程度の2組に分かれた児童が柔道場と剣道場で、学生が創作した交通安全と非行防止の教室を受講。「自転車の乗り方」と「いじめ」がテーマで、学生から出される質問に、何人もの児童が元気良く手を挙げる前向きな姿勢が見られた。
教室は学生にとっても初めての体験で「初めて警察官として見られ、とても感動した」「警察官としての自覚がより一層強まった」。開催後日、児童から「交通安全のことがよく分かりました」「警察官に興味を持ちました」と綴られたお礼状も届き、教養だけでなく、将来の警察官志望者の確保という点でも有意義な機会となった。同校は今後も希望に応じて、体験学習会や見学会を開催する。