奈良県警が女子大生を一日文化財保安官に委嘱

 奈良県警が女子大生を一日文化財保安官に委嘱奈良県警は「文化財保護強調週間」にあわせた取組みで奈良大学の女子学生2人を一日文化財保安官に委嘱し、生駒郡斑鳩町にある世界文化遺産「法隆寺」の文化財防犯活動を行った。

県警本部で委嘱状を受け取ったのは、同大文学部文化財学科の柿本真琴さん(4年)と南雲茜さん(2年)。警察官の礼服姿の2人は世界最古の木造建築物「法隆寺」で、管理者等から文化財の保存状況や防犯体制などについて説明を受けた(写真)後、文化財の防犯に関する確認や助言を行い、管理者や県民の文化財保護意識の高揚を図った。