兵庫県警で災害警備訓練を実施

 兵庫県警で災害警備訓練を実施兵庫県警は解体予定施設で、広域緊急援助隊員や警察署一般部隊員が参加する災害警備訓練を実施した(写真)。今春に新設された災害警備指導係の県警伝承官(レスキュー)らが初めての指導に当たり、隊員の災害対処能力の向上と部隊の連携強化を図った。

訓練に取り組んだのは、神戸北・長田・須磨・三田・三木の各署と本部災害対策課、機動隊(広域緊急援助隊)の66人。地震により閉じ込められている要救助者を、署配置の装備資機材を用いて救出するとの想定で、各署員がエンジンカッターでの鉄製ドアの切断要領や、全署に配備された災害活動用救助工具セットの活用要領を確認した。