埼玉県警と学校が協力して「高校生自転車安全教育プログラム」を確立

 埼玉県警と学校が協力して「高校生自転車安全教育プログラム」を確立埼玉県警は今年度から、県立高校全校139校(定時制含む)で、各校が主体的に取り組む「埼玉県高校1年生自転車安全運転講習会」を導入したほか、既存の「高校生の自転車安全運転推進講習会」「伝達講習会」を組み合わせて「埼玉県高校生自転車安全教育プログラム」を確立した。

県内の自転車事故死傷者数は高校生の占める割合が高く、特に高校1年生時(16歳)に最も多いためという。県立高校1年生を対象とした講習会は、4月1日から順次開始。プログラム確立に伴い、県警・富田邦敬本部長と県教育委員会・小松弥生教育長は先月8日、「高校生の自転車安全教育推進に関する共同宣言」を実施した(写真)。