京都府警が特急列車内で国際テロ想定の訓練
京都府警は関西空港に向かう「特急はるか」内で銃器使用の国際テロが発生したとの想定に基づく合同訓練を実施した(写真)。府警本部8所属(鉄警隊、機動隊銃器対策部隊など)、下京署をはじめ、JR西日本、下京消防署、(公財)京都市国際交流協会などから約150人が参加した。訓練は、1日当たり約20万人が利用する京都駅のホームで、実際の車両を使用して初めて行われた。列車を緊急停止させた後、関係機関が連携して乗客の避難誘導、刃物・銃器を使用するテロリストへの対処要領、負傷者救助の手順を確認。銃器で人質を取るテロリストの一瞬の隙を突き、機動隊銃器対策部隊などが制圧・検挙した。