三重県いなべ署の奥川巡査長が国体パワーリフティングで快挙

 三重県いなべ署の奥川巡査長が国体パワーリフティングで快挙三重県いなべ署治田警察官駐在所の奥川正章巡査長(36)が、さきごろ開催された「第73回国民体育大会(福井しあわせ元気国体)」のパワーリフティング競技に出場し(写真)、3位入賞を果たした。

公開競技のパワーリフティングには、全国から県予選・地区予選を勝ち抜いた135人が出場。

  • スクワット(肩にバーベルを担いで屈伸をして立ち上がる)
  • ベンチプレス(ベンチ台に仰向けになりバーベルを胸につけて上方に差し上げる)
  • デッドリフト(床に置かれたバーベルを立ち位置から両手で掴んで腰と膝が真っ直ぐ伸びる位置まで引き上げる)

の3種目で上げた合計重量を競う競技で、59㎏級から120㎏超級までの88の体重別カテゴリーに分けられている。奥川巡査長は最重量級の120㎏超級でほか6人と対戦し、スクワット250㎏、ベンチプレス155㎏、デッドリフト260㎏の合計665㎏を記録。優勝者(計680㎏)にはわずかに及ばなかった。

奥川巡査長は20年ほど前から競技を開始。初出場で計687.5㎏を上げて優勝した平成27年の「紀の国わかやま国体」に続き2回目の出場となったが、今回の順位には満足しておらず、来年の「いきいき茨城ゆめ国体」でリベンジを果たすべく、すでに体力強化を始めている。優勝に向け「力強い警察をアピールしたい」と意気込みも十分だ。