岐阜県警と福岡県警が象牙密猟などの立入り調査を実施
象牙をめぐって密猟やインターネットを利用した違法取引が国際問題となる中、岐阜県警と福岡県警はそれぞれ、環境省、経済産業省と連携し、古物営業所に対する立入りを行った(写真は岐阜県警の立入り)。
6月に種の保存法が改正施行され、象牙製品を扱う事業者が、届出制から事前審査の必要な登録制となり無登録営業をした場合は、個人では5年以下の懲役、500万円以下の罰金、法人では1億円以下の罰金と厳罰化された。
今回の立入りは、法改正を契機とした全国に先駆けた取組みで、違法取引の防止や改正法の周知が目的。立入り実施の見解が一致した両県警がそれぞれで実施した。