京都府宇治署と城陽署でテロ対策ネットワークの総会と訓練

 京都府宇治署と城陽署でテロ対策ネットワークの総会と訓練東京五輪・パラリンピックなどを見据え、国際テロや過激派によるテロ・ゲリラを未然に防ぐため、京都府宇治署と城陽署は官民が連携する「宇治・城陽テロ対策ネットワーク」の総会と訓練を行った。

両署はこれまで、署単位でテロ対策ネットワーク総会・訓練を実施していたが、鉄道や幹線道路で管内がつながり、地域に一体性を持つことから、今年度は合同で企画した。総会後、宇治市の府立山城総合運動公園で2部構成の訓練があり、ネットワーク関係者も参加。第1部では、コンサート会場に不審物件があることを想定し、コンサート主催者と警察が避難誘導と爆発物処理などの訓練に取り組み(写真)、第2部では、警察署術科指導員がネットワーク関係者を対象に護身術訓練を行った。