岐阜県多治見署が取り壊し前の署庁舎イラストを記念に展示
岐阜県多治見署は、令和6年度に完成予定の新庁舎への建て替えに伴って、55年の歴史に幕を下ろす旧庁舎の記念イラストを作成し(写真)、署長室に展示している。
庁舎が取り壊されるにあたり、中島良典署長が「これまで多くの警察官が勤務した旧庁舎の思い出を、何か形に残すことができないか」と発案。絵心のある同署地域課の警部補(38歳)が、署員を代表してイラストを描いた。
イラストを手掛けた警部補は、警察学校卒業後の最初の赴任地が多治見署。警部補となり、昨秋の異動で約13年ぶりに帰ってきた。新任警察官時代を過ごした旧庁舎への思い入れも強く、「再び勤務することができ、とても縁を感じた。新任警察官時代にお世話になった庁舎への感謝の気持ちを込めて作成した」と思いを語った。