京都府宇治署で交通安全オリジナルうちわを作製
京都府宇治署は宇治交通安全協会の協力で「交通安全オリジナルうちわ」2,000枚を作製した。夏の交通事故防止府民運動の啓発活動の一環で、府立東宇治高校美術工芸部の石塚千夏さんと下尾藍子さんの2人が、表裏のイラストを手がけた。
石塚さんは、子供と高齢者が笑顔を浮かべて横断歩道を安全に渡っている場面をデザイン。下尾さんは女子高校生2人のイラストを並べて描き、前照灯の点灯や反射材の着用、イヤホン装着など、自転車マナーについて「自転車、安全なのはどっち!?」と問い掛けている。
2人はKBS京都のラジオ番組にも出演し、イラスト制作の感想を語った。「子供や高齢者が交通事故に遭わないよう心を込めた。車を運転する人は安全運転を心掛けてほしい」と石塚さん。下尾さんは「自転車のルールを守り、歩行者の立場に立った思いやり運転をしてほしい」と話した。2人には森野淳署長から感謝状が贈られた(写真)。