岐阜県飛騨署河合駐在所員が落語で高齢者に交通安全等を呼び掛け
岐阜県飛騨署が開いた高齢者交通安全大学校開校式で、同署河合駐在所・吉川浩史巡査長(芸名・河合亭ふぐ助)が、創作落語で高齢者の交通事故・犯罪防止を呼び掛けた(写真)。
開校式に出席した約40人の高齢者が聴講し、吉川巡査長の身振り手振りを交えた語りを通して、楽しみながら交通安全やニセ電話詐欺の被害に遭わないことを学んだ。
ふぐ助こと吉川巡査長は昨年7月、管内事業所の定期総会でデビュー。小学生のころから、落語好きの祖父の影響で自然と落語が好きになり、上司の勧めもあって会合などで落語を披露するようになった。今では飛?市内だけでなく、隣接署管内からも依頼があり、落語で交通安全や防犯(ニセ電話詐欺)を訴えている。
吉川巡査長は「聞いた人たちに何かの拍子に思い出してもらえれば」と話している。なお、「河合亭ふぐ助」の芸名は、河合駐在所が管轄する河合町の特産「河ふぐ」(なまず)に由来しているという。