愛知県江南署に危険な通学路の環境改善を実施
愛知県江南署は政府の「登下校防犯プラン」に基づき、犯罪や交通事故の発生状況を踏まえ、防犯面・交通面で危険な通学路を抽出し、環境改善に取り組むことにした(写真)。
防犯・交通モデル通学路「KOIBO(こいぼ)ロード」に指定し、防犯カメラや看板、のぼりを設置するとともに、PTAや防犯ボランティアなどによる見守り活動、防犯パトロールを強化する。県内初の取組みという。
指定にあたり、同署は(株)ステップ総合研究所所長清永奈穂氏をアドバイザーに迎え、自治体や学校関係者、PTA役員、防犯ボランティアなどと、小学校近くの通学路を合同点検。幼児視界体験カメラ「チャイルドビジョン」を活用し、子供の目線で通学路を歩いた。カメラを体験したPTA役員からは「子供の視野が狭いことがよく分かった」「大人が気をつけてあげなければならない」との声が聞かれた。