宮城県警で詐欺の手口と対処方法学ぶ「ゲキタイかるた」製作

 宮城県警で詐欺の手口と対処方法学ぶ「ゲキタイかるた」製作高齢者が特殊詐欺被害に遭うのを防ごうと、宮城県警は遊びながら詐欺の手口と対処方法を学ぶことができる「ゲキタイかるた」(写真)を製作した。読み札に「特殊詐欺の手口」が、取り札に「対処方法」が書かれており、読み札裏面には「手口の特徴」や「被害予防のポイント」も記載。裏面を読み上げるだけで、誰でも講師役を務めることができる。

札の大きさはB5判。イラストを学ぶ専門学校の学生がデザインを描き、JA共済連宮城の支援で500部製作した。県警は今後、老人クラブや地域の会合などで普及活用を図るほか、警察署での貸し出しも行う予定。県警ホームページからダウンロードして印刷することも可能だ。

本部生活安全企画課担当者は「かるた遊びを通じて、楽しく、分かりやすく特殊詐欺の抵抗力を向上させることができるのでどんどん活用してほしい」と話している。