「枡で詐欺を防ぎマス」岐阜県大垣署が市の名産品で詐欺防止を啓発
岐阜県大垣署は、枡を製造販売する地元企業の㈲大橋量器の協力を得て、特殊詐欺(ニセ電話詐欺)被害防止に貢献した人に枡や防犯グッズ等を贈呈する取組み「枡で詐欺を防ぎマス」を開始した。
大垣市は全国1位の枡の産地であることから、同署がオリジナルの枡の制作を同社に依頼。管内の1市3町の花の絵と「ニセ電話詐欺被害防止」等の文字を記載した枡200個の提供を受けたもの。
署内で行われた制作発表会(写真)では、加藤雅之署長が「ニセ電話詐欺について住民の方々に広く知っていただき、お互いに声を掛けあっていただきながら被害防止につなげていただきたい」、大橋博行社長が「枡を見て防犯意識を高めていただければありがたい」と話し、特殊詐欺被害に対する住民の関心拡大や警察への通報促進などの効果に期待をにじませた。